Sally's High Tension

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荒地山〜横池(六甲)
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     2月の山グル。行き先はなんと荒地山。苦手な岩場を克服したとはいえ、やはり不安がよぎる。これまで2度挑戦した荒地山。1度目は岩場拒否症があったころTさんと登り、2度目は岩場を克服できたことの再確認の意味も込めて3人組で登った。なんとか登れるだろう。コースは、阪急芦屋川駅〜城山(263m)〜荒地山(549m)〜横池(昼食)〜風吹き岩(447m)〜金鳥山〜阪急岡本駅。

     2019.2.10(日)9:30、集合場所の阪急芦屋川駅に15人が揃った。HGさんは体調不良で欠席らしい。川沿いに北進して大僧(おおじょう)橋を渡り、アスファルト道を緩く登った。ロックガーデンから最高峰までのルートは最もメジャーなコースだけにハイカーが多い。

    Tさんの話では、一番の難所である岩梯子を登らず迂回路に行くらしい。どんな迂回路かわからないが、岩梯子のルートよりはきっと楽なんだろう。かなり不安感が払拭された。


     「城山」への分岐にさしかかった。多くのハイカーは高座の滝へと直進していったが、我々は右へと折れて、すぐに城山へと続く山道に入った、9:50。

    3度目だというのに初めて歩く山道に思えた。2度目の時も同じ思いだったことを考えると、荒地山を這い上がったことでそれまでの記憶が飛んだのかもしれない。急坂のつづら折れをゆっくりと登り、数度の小休止を経て城山(鷲尾山)山頂に到着、10:24。


     しばし眺望を楽しんだ。

    10:30、出発。しばらくは尾根道のアップダウンが続いた。記憶にない山道をただ歩くだけだった。いくつかの鉄塔を過ぎ、山を2つほど超えたころ、荒地山が近づいてきた。

     岩場を登るハイカーが見えていた。あのハイカーは迂回路を知らないであの岩場を登っているのだろう。(我々はあそこを登らないで、迂回を登るんだよね…)

     前に付いて歩いていると、いつの間にか岩梯子の前にやってきた、11:43。そしてそこを通過した。(いよいよ迂回路だな…)

    ところが、前を行くグループはすぐ先の岩場を登っているではないか。仕方なく前に続いて岩登りを始めた。(「迂回路」というだけに、きっと岩梯子ルートよりは安全なんだろう…)

    前を登るKJさんの後を追って、『3点支持』に専念して岩を登り続けた。高度が増すにつれて、ほぼ垂直の岩場を登っている。『3点支持』では登れない岩が現れてきた。前を行くKJさんが登ったのだから登れるのだろう。

    が、足場がなく『2点支持』(腕だけ)で這い上がらないと登れない岩に直面するようになってきた。2度ほど腕だけで這い上がったが、普段使わないだけに腕が疲労の限界に達してきた。リュックも重く体力も尽きそうである。私の後にはIKさんがTさんとYMくんのサポートで必死に登っていた。


     (しんがりの3人。それにしても落ちたら大変だ…)

    本当に前を行く連中はこのコースを登ったのだろうか。すると左手で仲間の声がしていた。声の方向にここより登りやすいコースがあったようだ。一旦降りてそのコースに回れと言ってきたが、もう降りることは不可能だ。登るしか選択肢はなかった。


     (手だけでよじ登る…)

    足場のない岩登りがまた出てきたが、どうにも耐力も失せ、腕も足も思うように動かなくなってきた。上からリュックを先に挙げてもらい、残った力を振り絞り、最後は上から手を引っ張ってもらってなんとか難所をクリアできそうなところまでやってきた。

    もう、精魂尽きた感じで少し休もうと思ったら、一瞬眩暈がして思わず嘔吐してしまった。胃には何もないので吐き出すものはなかったが、3度ほどえずいた。吐き気が収まるのを待って後を追い、なんとかみんなの待つところへやってきた、12:25。


     (先に到着していた私のリュック)

    みんなの顔を見ていると、しんがりの5人が登ったコースをみんなが登ったとは思えなかった。私の登ったコースは岩梯子より明らかに危険だ。あれが「迂回路」?! 2回目の時は岩梯子の左から登ってなんの抵抗感もなく登り終えたのに…。(せめて、先行した人のナビがあれば…) MSが置いてあった私のリュックを持ち上げ、しきりに重たい重たいと言っていた。


     なんとか歩けるまで気力が戻ったところで、スタートした。奥へと入り込むと分岐から左の荒地山山頂へ。右足の太もも裏側の筋肉が張ってかなり痛みがでてきた。思うように歩けない。熊笹の尾根道を10分ほど進むと、荒地山山頂に到着、12:40。

     ここでも数分の小休止。

    足の痛みは左足にも出てきた。思うように歩けなくなったが痛みをこらえて下っていくと、やがて風吹き岩〜雨ヶ峠の山道に合流、13:12。あと少しだ。足を引きずるように左へと進み、10分ほどで横池への分岐を右に。


     予定より大幅に遅れて(私の遅れが原因だが)横池に到着、13:25。

    円陣を組んで、
     寒夜鍋(豚バラ粕鍋)づくりが始まった。鍋ができるまでのアテがいろいろ回ってきたが、食欲がほとんどなかった。ビールも少しずつ喉に流し込んだ。徐々に体力も回復してきたころ、食欲も少しながら出てくるようになって、鍋の終盤では、普通に食べられるようになっていた。

    厄介なのは、頻繁に周囲を徘徊する猪だ。しきりに近づこうとする動きを見せるたび、こちらも威嚇して接近を防御するのだが、4〜5頭はいるのか、我々を包囲するようになかなか離れてくれない。もっとも我々が彼らのテリトリーを犯してはいるのだが…








     〆のうどんも平らげて片づけを終えるころも、まだ猪は近くをうろついていた。

     記念撮影を終えて、いよいよ下山開始、15:50。

    6分ほどで風吹岩へ。時間も遅くなったのでここはスルー。風吹岩の背後から金鳥山方面へと下った。10分ほどで金鳥山への分岐を右へ。足の張りはかなり治まってきた。


     金鳥山でしばし休息、16:27。

    10分ほど休んで保久良神社まで降りてくるとWC休憩。さらに下って天上川公園で解散となった。何人かは、岡本梅林公園へと寄り道をし、それぞれが帰路についた。










     Tさんと私はいつもの餃子店で、滑落しないで無事下山できたことの祝杯をあげて別れた。

    岩場恐怖心は克服しているけど、嘔吐したのは初めてTさんに誘われて山に入った時以来でした。この歳になって何であんな所を登るのかなぁ…。3日目にしてようやく筋肉痛がマシになってきました。

    | sallynote | 山とグルメの会 | 20:19 | comments(0) | - | - | - |









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