JUGEMテーマ:日記・一般
記録にないようなコースからやってきた台風12号。当然、山グル中止の連絡が入った。そこで3人組お決まりの再度公園へ行くことに。マダム(妻のこと)は、「台風が来るのに山に行ったらあかんよ」とつぶやいていたような・・・
2018.7.27(日)。寝ているマダムを起こさないようにそっと家を出た。台風は岡山辺りを西進していて、空には青空も見えていた。阪急電車に乗っているとTさんからのメール。JRが動いていないので集合時間に遅れるとのこと。(台風の影響かな?)
集合場所の阪急神戸三宮東改札口に到着するとHGさんがすでに待っていた。駅のアナウンスで摂津本山で人身事故だとか。約20分後にTさんがやってきた。時間も遅くなったということで、行き先を市章山に変更し、すぐにスタート、10:18。食材を購入していなかった私は、途中にあるスーパーで調達。
いつもの諏訪神社本堂へやって来ると、小休止をせずにそのまま山道へと入った。黒い雲があるので雨を気にしたが、連れの2人は大丈夫だと言う。
歩き慣れた山腹道を5分ほど歩くと、右手にビーナスブリッジへと続く階段があった。ここを登った。台風で猛暑は治まったものの、それでも汗が流れてくる。
車道に登り切ると対面がビーナスブリッジだがここを左に山腹道へと入った。小粒の雨が降り始めてきた。左から右へと回り込むような山道を抜けるとまた車道に出てくる。ここで雨粒が大きくなってきたので雨対策を。
結構汗も流れていたので正面の参道には入らず、車道を市章山に向けて歩いた。台風の影響か、車道の所々に小石や枝葉が落ちていた。雨は一向に止む気配がない。ようやく市章山手前のカーブにやってきた、11:30。
市章山の頂には雨を遮るものはなく、少し下にある錨山へ行こうと先立って降りていった。幸い雨水を凌げる展望所には人がいなかった。ここで荷を下ろした、11:33。神戸の街が雨に煙っていた。
30分もすると雨は上がったようで、青空も見えてきて、雨上がりの眺望が綺麗に見えていた。虫は寄っては来なかったが、大きめの蟻が周辺をうろちょろとしていた。スマホが震えたので見て見ると、マダムからのメッセージ。
>起きたら、いてなかった。どこに行ってるン?
>今、山
>黙って出て行ったらあかんやんか。昨日も何回も言うたのに。脳ミソ腐ってるなぁ
めったにハイカーもやってこなかったが、上から降りてきたハイカーが、大きなイノシシを見たので気を付けるように、と言葉を残して下って行った。が、その後イノシシは我々の前には現れなかった。
次にやって来たのは、下から登って来た我々と同年輩くらいの男女の2人。ラジオのようなものを鳴らしたまま我々の横に座った。そのうち音楽に合わせて歌い出す男性。女性も歌い出す。ラジオではなくCDのようである。この歌が一向に終わる気配がない。我々3人がいるのもお構いなしに演歌を流しまくり歌い続ける・・・。これには3人も閉口した。
堪りかねて、蟻除けに噴霧していたハッカ油を時折背後にも撒いてみた。特に迷惑もかけていない素振りでようやく立ち去った2人。やれやれ・・・(-_-メ)
静寂が戻った頃、和歌山方面の眺望を見ていると、黒い雲の一ヶ所から灰色のカーテンのようなものが垂れているのに気づいた、13:15。子どもの頃、汽車から見つけたものと同じ映像だ。局所的な雨である。
Tさんも「これは珍しい!」と大はしゃぎ。徐々にカーテンの幅が広がり、こちら寄りに移動しているようにも見える。左手(堺方面か?)にも黒い雲の下に細いカーテンが見えてきた。
やがて黒雲が白くなってくると雨も上がるようである。大阪方面の雨のカーテンが幅広くなって西へと移動しているようだ。
1時間半以上は雨観察ではしゃぎ、そろそろ片付けを始めた。15:00、下山開始。錨山のネットフェンスから大阪方面の雨を見ていたが、2人が一向に降りてこない。
展望所を見上げるとまだTさんが雨観察を続けている。大阪の雨がこっちに向かっているので降りてくるよう催促したが、それでもなかなか降りてこない。
10分後、ようやく2人が降りてきた。そのまま南へ下る階段を降り続け、
ハイウェイのトンネル横に降りてきた、15:27。このままぶらぶらと元町方面に下り、いつもの餃子店へ。案の定、餃子店手前で大粒の雨がまた振り出してきた。
久し振りにカレーで〆るとようやく解散。3人はそれぞれ帰宅しました。