Sally's High Tension

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RSバンド、頑張る【2015.03.08】
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    JUGEMテーマ:日記・一般

     


     メンバーの一人であるSZさんが、還暦を迎えるN市中学校の卒業生が合同で開催する還暦式の実行委員になった。当然、SZさんも同市内中学校の卒業生だ。そして今年が2回目となるこの企画にRSバンドの出演を正式に依頼されたのは今年の1月に入ってのことだった。

     

     RSバンドの普段の演奏活動といえば、老人施設で昔の歌謡曲や唱歌など昔を懐かしんで一緒に歌おう、というもの。どちらかといえば、高度な技術より楽しい雰囲気づくりが重視される。

     しかし、今回の対象者は60歳といえどまだ現役世代であり、300人近くの参加者が見込まれ、会場もK球場横の一流ホテル。それなりの内容が要求される。

     2月に入ると企画の詳細が見えてきた。前半にセレモニーがあり、後半の祝宴でいくつかの出演者がステージで演じるというもの。RSバンドには30分程度の時間が割り当てられたので、練習曲を8曲に絞り込んだ。

     タイムスケジュールがある程度固まると、私も会場となるホテルでの打合せに呼ばれた。出演者の中で本格的なバンドは、最初に出演するオールディーズバンド(SZさんの話ではセミプロだとか…)とRSバンドだけだ。RSバンド所有のPA(音響)機材はオールディーズバンドも利用することになった。

     ステージ上の流れは、オールディーズバンド、ピアノ教師らで演奏するピアニカ合奏、フラダンス、ゲーム、そして最後に我々だ。我々に割り当てられた30分を厳密に守るため、曲数を7曲に減らし、MC(司会)はボーカル中心に割り振り、話す内容の台本も作って、演奏とおしゃべりでほぼ30分に収まるよう準備した。こうしたイベントでは時間が押す(遅れる)ことはよくあることなので、押した場合に割愛する曲も事前に決めていた。

     通常は月2回の定期練習だけだが、ボーカルも技量を磨くために、特別練習を4回も重ねた。

     還暦式当日の未明(3時ごろ)、引き受けた以上はミスが許されないと、準備にぬかりがないかいろいろと気になって眼が覚めてしまった。脳裏でいろいろ検証していると眼が冴えてくる。

     PAの準備に時間がかかりそうだったので、集合時間より20分早く機材を置く公民館に向かった。FMさん(兄)もほぼ同時刻にやってきた。搬出を終えると集合時間の9時に出発。ホテルには予定より10分早く到着した。

     準備にいろいろ戸惑ったが、予定時間どおりに我々のリハーサルが始まった。持ち込んだPAからホテルのスピーカーに接続していたので広い会場の隅々まで音が流れていた。これなら本番も安心だ。2曲を残して時間切れとなったので、オールディーズバンドに引き継いだ。

     このオールディーズバンドも、我々のPAと同じ機材を所有しており、我がPAを経由して会場にも音楽が流れることを確認できたが、いろいろと調整に戸惑って予定より10分遅れでリハーサルが始まった。

     ところがこのバンド。音楽テクニックはそれなりに備わっているようだが、やたらと音量を上げたがるのが気になった。聞こえないパートの音量を上げる、いわゆる足し算ばかりをするようなバンドだ。これってアマチュアバンドによく見られる傾向だ。

     リハーサルが終わると主催者が用意してくれたホテルの昼食を控室でご馳走になった。が、我々の出番(予定は16:00)まで何もすることがない。セレモニーは予定通り13:00から13:55まで時間通りに進められた。

     14:00に乾杯があり、そこからビュッフェ形式の宴が始まった。メインの司会者から我々のワイヤレスマイクを使用したいと申し出があったので、私はPA機材の横に極力いるようにした。スタッフの一人が私にお酒を勧めてきたが、あいにく車なので、とお断りした。(あぁ〜、飲みたいなぁ〜!)

     そして、オールディーズバンドの演奏がほぼ予定通り(14:20)始まった。2〜3曲の演奏が終わる頃、会場はずいぶんと賑やかになってきた。バンドの音量は相変わらず大き過ぎていた。

     半ばを過ぎる頃には会場は騒然としていたが、気にせず演奏するオールディーズバンド。会場ではそこここで旧友が集まって記念撮影をはじめていた。ほとんど演奏は聴いていない様子だ。(BGMだからこれでもいいのかな?)1曲1曲の演奏が終わっても、拍手は一部からしか聞こえてこなかった。

     やがてバンドリーダーがスピーカーから出る雑音を気にし始め、いかにも我がPAが原因かと言わんばかりに何度も覗き込んではあちこち触りだしてきた。同じ機材なので扱いは知っているとはいえ、むやみに触られるのはあまり気持ちいいものではない。

     演奏終了予定(14:50)が過ぎたのでそろそろ終わるのか、と思っていたが、一向に終わる気配がない。我がPAにも何度も覗き込みにくる。確かに『シャー』という雑音が聞こえたり消えたりしていた。

     気になったので音のする方に近づいてみると、原因は彼らの持ち込んだアンプの一つだった。一番近くにいたギタリストに、「そっちのアンプが原因だよ」と教えると、そのギタリストは納得していた。

     予定時刻を15分もオーバーする頃、ついにメイン司会者が「いよいよ次の曲が最後です!」と割り込んできた。ようやくオールディーズバンドの演奏が終了した。(ライブハウスじゃないのだから、セミプロと名乗る以上、企画の中での役割や与えられた時間を守ることは理解しないと…)

     控室に戻ると、FMさん(兄)が「こっちのPAを貸してもらっているのに、あの男の上から目線でものを言う態度は失礼すぎる! ましてや年上のものに対して!」と、怒り心頭だった。私としては、ステージを守ることだけを気遣っていたのでリーダーの横柄な物言いもあんまり気にはしていなかった。

     他のスタッフからも、「オールディーズバンドの演奏が煩すぎて、久しぶりに会った同窓生との会話もままならず、外に出たという人が多かったそうだよ」と報告してきた。彼らは、やはりライブハウスのつもりだったのだろう。

     

     ステージでゲームが始まると、我々もセッティングに取り掛かった。ゲームが終わり、前もって渡していた我々の紹介文を司会が読み始めた。いよいよ本番だ。曲順は、〕磴鬚ださい、五番街のマリー、8上げてごらん夜の星を、で鬚たГ藁人の色、ゥ燹璽鵐薀ぅ肇札譽福璽如↓β感伴命拭↓夢で逢えたら、の7曲。

    RSバンド

     ところがリハーサルと違って300人近い人が会場に入っていることと、あちこちでの会話が騒然としていて、演奏を始めるきっかけの音がメンバーに届かないし、ホテル側のスピーカーからもほとんど音が聞き取れない。我々の機材で用意したモニター用スピーカーはボーカル用なのでバックで演奏する者には全体のバランスがリハーサルの時のように聞こえないのだ。

     ちゃんと音が届いていることを信じ、演奏に集中した。2曲目からは、スタートの合図は高く上に伸ばした指を折ってリズムを伝えたので、演奏が乱れることはなかった。

    ♪花びらの白い色は〜

     やがて会場の騒音が徐々に小さくなってきたのが感じ取れた。多くの人が演奏を聴いてくれているようだ。1曲1曲の演奏が終わるたびに拍手が増えていた。小さなトラブルもあったものの、なんとか最後まで演奏を終えることができた。会場からたくさんの拍手が送られて、やれやれという思いだった。

     メンバーのINさんの奥さんが演奏を終えた我々に駆け寄ってきて、「今までで一番よかった〜!」と大絶賛を送ってくれた。ボーカル特訓の成果だ。

     フィナーレは、参加者が会場一杯に大きな円陣を囲み、我々の演奏で「今日の日はさようなら」を合唱した。途中、主催者のあいさつも入り、会場は一つになったように最終コーラスの大合唱が終わった。

     ようやく閉会だ。やっと肩の荷が下りた気分だった。後は速やかに撤収作業を終え、解散した。

     家に帰ると、すぐにビールで喉を潤した。睡眠不足も手伝って、この夜はいつもより早く寝付いた。

     関係者のみなさん、RSバンドのみなさん、お疲れさまでした。(^o^)丿

     

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